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8千円台でIPoE IPv6対応のWi-Fi 6ルーター「HUAWEI WiFi AX3 NEW」、ファーウェイが発売

 華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、Wi-Fi 6ルーター「HUAWEI WiFi AX3 NEW」を10月下旬に発売する。市場想定価格は8800円。

 2020年10月に発売された「HUAWEI WiFi AX3 デュアルコア」のリニューアルモデルで、新たにIPoE IPv6インターネット接続サービスに対応した。MAP-E方式のv6プラス、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプションと、DS-Lite方式のtransix、クロスパスを利用可能だという。

 Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は5GHz帯で2402Mbps(160MHz幅対応)、2.4GHz帯で574Mbps。同社独自規格の「Wi-Fi 6 Plus(Wi-Fi 6+)」にも対応しており、同社製スマートフォンなどの対応端末ではWi-Fiでの通信が高速化されるという。

 同社独自のメッシュ機能「HarmonyOS Mesh+」に対応し、対応製品同士でメッシュネットワークを構築できる。本機1台で最大90㎡の範囲をカバーでき、接続最大台数は128台。

 有線ポートは、WAN/LAN自動切り替えのギガビット対応ポート×4を備える。

 Android/iOS用アプリ「HUAWEI AI Life」から、接続中の子機の通信状態の確認、速度制限の設定、ゲストへの接続設定、Wi-Fi接続オフの設定などが可能。Wi-Fiのカバー範囲を可視化できる、独自開発のWi-Fi信号強度表示システムも利用できる。

HUAWEI AI Lifeの画面

 セキュリティ面では、WPA3に対応するほか、ブルートフォースアタックおよびARPスプーフィンからの保護機能、ワンクリック詐欺の対策機能を持つ「HUAWEI HomeSec」を搭載。また、ペアレンタルコントロールも利用できる。

 アンテナ部を除いた本体サイズは約225×159.2×39.7mm(幅×奥行×高さ)で、重量は387g。