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象印、電気ポットで安否確認できるサービス「みまもりほっとライン」をリニューアル

新機能を加え、新たに構築したIoTプラットフォームの第1弾として提供

 象印マホービン株式会社は、電気ポットで安否確認できるサービス「みまもりほっとライン」をリニューアルし、5月10日から提供を開始する。料金は従来から据え置きで、初期費用5500円、月額3300円。

 同社では、家電製品を軸にIoTを活用したサービスを提供するためのIoTプラットフォームを新たに構築。リニューアルする「みまもりほっとライン」を、その第1弾サービスと位置付けている。

 みまもりほっとラインは、専用の電気ポット「i-POT(iポット)」を利用し、電源を入れたり、お湯を出したりの操作をしたときに利用情報が発信され、見守る側に定時送信のメールで安否情報を知らせるサービス。ポットには無線通信機が内蔵されており、ユーザーがインターネットやWi-Fiの接続設定をする必要はない。離れて暮らす親世代の見守りのための利用が想定されている。

 主な機能は「メール情報通知」「ホームページで使用履歴確認」「おでかけお知らせ機能」の3点と従来通りで、一部に新機能が追加されている。

メールでの情報通知

 1日3回まで、任意に指定された時刻に「電源を入れた」「給湯した」といった使用状況をメールする。メールアドレスは最大3件まで無料で登録可能。

 新たな機能として、電気ポットが空の状態で電源を入れた場合に、定時メールで通知する「空だき通知」、電気ポット本体に不具合があった場合、定時メールを待たずに通知する「不具合通知」が追加された。

ホームページサービス

 PC・スマートフォン・タブレットから契約者サイトにアクセスすると、直近1週間のポットの使用状況を確認できる。

 新たな機能として、2つの指定日のポット使用履歴の比較機能、データのリアルタイム更新、複数の電気ポットの一括管理機能が追加された。

おでかけお知らせ機能

 ポットにある「おでかけ」ボタンを押すだけで、定時メールによって見守る側に「外出/帰宅」を知らせる。

専用電気ポット「i-POT」もリニューアル

 i-POTの本体サイズは約22×29.5×26cm(幅×奥行×重量)、重量は約2.9kg。通信機のサイズが小さくなったことにより、本体も軽く、小さくなったという(従来のサイズは約21.5×28×30㎝、重量は約3.2kg)。容量は2.2L。レンタル(新品)での提供となる。

 98℃・90℃・80℃・保温切と4段階で保温設定が可能なほか、まほうびん構造によって保温する「保温切」も選べる。

i-POTの主な機能

 同サービスは、2001年3月に開始し、家電製品と情報通信が融合したビジネスモデルの先駆けとして注目されてきた。同社によると、これまで1万3000人以上の利用があり、利用者からは「毎日電話する手間がなくなった」「さりげなく見守ってもらえるのが嬉しい」といった声が届いているという。