CEATEC JAPAN 2018

東京ビジネスフロンティア注目ブース紹介(9/9)

電力メーターで生活パターンを把握、電気で見守り

志幸技研工業株式会社

 超スマート社会「Society 5.0」にフォーカスした展示会「CEATEC JAPAN 2018」。

 そこでは、イベントの華ともいえる大手企業以外にも、中小企業も多数出展、独自の技術や社会課題の解決手法をアピールしている。こうしたブースは、イベントのテーマである「共創」を実現していく上でも重要な要素だが、イベント全体でみた場合、なかなかスポットライトが浴びにくいのもまた事実。

 そこで今回、中小企業世界発信プロジェクト推進協議会のご協力のもと、同協議会が主催するパビリオン「東京ビジネスフロンティア」(4ホール・S-001 )に参加する中小企業に、各社の見どころと意気込みを聞いてみた。CEATEC JAPAN 2018での見どころ探しの一助になれば幸いだ。

電力メーターで生活パターンを把握、電気で見守り
志幸技研工業株式会社

回答者:志幸技研工業株式会社 ネットミル事業部 竹山奈穂子氏

●事業内容を教えてください

CEATECで出展するネットミル事業部では、いわゆる「見守りサービス」を行っています。弊社のサービスの特徴は、電力の使用状態を解析して生活リズムを把握、異変を察知することができるという点です。

具体的には、電力会社のスマートメーターからデータを取得し、内蔵されたLTEモジュールを介して1日24回データを収集。毎日自動配信される「お元気メール」や、パソコン、スマホからの確認機能で生活に異変がないかを確認できます。

LTEモジュールが内蔵されているので、見守り対象者のお宅にインターネット回線や電話回線が不要なのも特徴です。

●CEATEC JAPAN 2018の出展内容とその見どころを教えてください

実際のシステムを展示いたします。電気の使用量をグラフで見たり、「お元気メール」の内容などを確認いただけますので、導入イメージがわかるかと思います。

●主にどんな方にブースに訪れてほしいですか?

福祉などにかかわる行政の方や、介護事業者さん、医療関係者さん、不動産業者さんなどですね。

●ブースに興味を持った方へのメッセージをお願いします

弊社の「IoTネットミル・お元気安心システム」を是非ともご覧いただき、広く活用していただければ誰もが安全・安心な生活ができます。よろしくお願いいたします。

[協力:中小企業世界発信プロジェクト推進協議会]