2018年10月11日 10:00
超スマート社会「Society 5.0」にフォーカスした展示会「CEATEC JAPAN 2018」。
そこでは、イベントの華ともいえる大手企業以外にも、中小企業も多数出展、独自の技術や社会課題の解決手法をアピールしている。こうしたブースは、イベントのテーマである「共創」を実現していく上でも重要な要素だが、イベント全体でみた場合、なかなかスポットライトが浴びにくいのもまた事実。
そこで今回、中小企業世界発信プロジェクト推進協議会のご協力のもと、同協議会が主催するパビリオン「東京ビジネスフロンティア」(4ホール・S-001 )に参加する中小企業に、各社の見どころと意気込みを聞いてみた。CEATEC JAPAN 2018での見どころ探しの一助になれば幸いだ。
UWBによる高精度位置情報で働き方改革や生産性向上を
ムーバクラウド株式会社
回答者:ムーバクラウド株式会社 代表取締役社長 李水平氏
●事業内容を教えてください
IoT×AI を活用して、位置情報を伝えるプラットフォーム「MovaLocation」を提供しています。
「MovaLocation」は様々な測位方式(BLE、Wi-Fi、自律航法、UWB)を使って人やものの移動を可視化・解析することで、事業所などの内部で、社員や来訪者の位置・移動情報が分かります。こうして蓄積した位置情報データを活用した、働き方改革や生産性向上を支援させていただいています。
●CEATEC JAPAN 2018の出展内容とその見どころを教えてください
弊社ブースでは、IoT×AIを活用した「MovaLocation」のデモやその技術展示を行います。
データ収集・可視化技術としては、人やものの位置を数10センチ精度でリアルタイム収集できる測位システム(UWB(超広帯域無線)利用)や、屋内地図構築、位置データの可視化(リアルタイム/蓄積とも)を出展するほか、それを分析する技術として、お客様保有の業務データと複合して分析し、働き方改革、生産性向上を支援できる手法なども出展します。
●主にどんな方にブースに訪れてほしいですか?
「人やものの動きを見える化したい」、あるいは、「緊急時、人やものの位置をすぐに確認したい」「人員や部品の配置を見直し、業務効率化したい」という方は是非お越しいただきたいですね。業種としては、店舗、倉庫や工場等を持つ企業さまや、IoTサービス提供企業さま、マーケティング企業さまなどが興味を持っていただけるのではないかと考えています。
●ブースに興味を持った方へのメッセージをお願いします
弊社は、UWB高精度測位システムにより、商業施設、物流倉庫や工場、空港などにおける様々な施設内での課題解決やご要望にお応えしています。
初めての出展ですが、「ビーコンなどでは容易に実現できない測位システムと、お客まさのお悩みを解消できる点」を伝えられるように頑張ります。皆様のご来場心よりお待てしております。
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[協力:中小企業世界発信プロジェクト推進協議会]