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G7関連イベントも実施、YouTubeが誤情報やフェイクニュースに対する取り組みを紹介

 Googleは5月23日、YouTube日本語版公式ブログにて、誤情報やフェイクニュースに関する日本での取り組みを紹介した。内容は「情報に対するリテラシーを高める」「誤った情報を削除する」「信頼できる情報源からの動画を見つけやすくする」の3つからなる。

 「情報に対するリテラシーを高める」取り組みの1つとして、G7 デジタル・技術大臣会合関連イベントの一環に位置づけられる「フェイクニュースと日本 ―私たちにできること・社会としてできること」が、国際大学GLOCOM主催で4月26日に実施された。イベントの一部は、YouTubeで動画として視聴ことができる。

G7デジタル・技術大臣会合関連イベント「フェイクニュースと日本 ―私たちにできること・社会としてできること―」

 また、YouTube上で4月25日から「ほんとかな?があなたを守る」というキャンペーンを実施。「QuizKnock」「Kevin's English Room(掛山ケビ志郎)」「ボンボンTV」、VTuber「星川サラ」など9組のクリエイターとコラボレーションした動画を配信し、フェイクニュースが自分の日常に潜む問題であると気付くきっかけを作ること、そして、情報との向き合い方について考える機会を提供することを目指しているという。

ほんとかな?が、あなたを守る

 「誤った情報を削除する」取り組みとしては、YouTubeのコミュニティガイドラインや「誤った情報に関するポリシー」などに沿って、誤解を招く、または虚偽が含まれる特定の種類のコンテンツで、深刻な危害を及ぼす可能性のあるコンテンツを削除している。ポリシーを適用するにあたっては、人間による審査と機械学習を組み合わせた一貫した基準を設け、コミュニティガイドラインの適用で削除したコンテンツに関する透明性レポートを四半期ごとに公開している。

 「信頼できる情報源からの動画を見つけやすくする」取り組みとしては、情報の正確性が特に重要になるニュースや医療などのトピックに関して、信頼できる情報源からの情報を優先的に表示する枠を設けている。

 ニュースについてはトップページの「ニュース速報セクション」と検索結果の「トップニュース セクション」、医療については検索結果の「医療/健康情報セクション」動画の「医療/健康情報パネル」が、これにあたる。

医療情報を優先的に表示する例