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ヤフーとLINEが“防災の日”特設企画、避難シミュレーションや「LINE安否」体験版など

ユーザーの募金額と同額をヤフーも寄付する「災害復興みらい募金」も実施中

 ヤフー株式会社とLINE株式会社は、「9.1防災の日 #災害に備える」特設サイトを公開し、防災の日にちなんだ複数のコンテンツを公開した。関東大震災から100年の節目にあたる防災の日にちなみ、地震と水害の防災啓発を目的としている。

 LINEでは、9月1日限定のコンテンツとして「LINE安否確認」体験版を公開する。同機能は、震度6以上の地震など大規模な災害が発生したときに提供され、友だちに自分の状況を知らせることができるもの。LINEアプリに表示される赤枠のバナーから、機能を体験できるとしている。

 Yahoo! JAPANでは、「スマホ避難シミュレーション 地震編・水害編」を提供。国立研究開発法人の臼田裕一郎氏(防災科学技術研究所 総合防災情報センター長)監修の体験型コンテンツで、巨大地震や台風による水害の発生時を想定した必要な行動をシミュレーションでき、最後に自分のスコアを確認できる。

スマホ避難シミュレーション 紹介動画

 「Yahoo!きっず」では防災学習コンテンツ「ちょボットの防災ランド」を提供。「Yahoo!ニュース」では、「#災害を備える」をテーマとした記事を提供する。東日本大震災後の復興支援をきっかけに立ち上がった、「未来へのエール」をテーマとしたショッピングサイト「エールマーケット」では「#おくる防災」特設サイトで、防災グッズを特集している。

 検索に関連したコンテンツでは、スマートフォンのYahoo!検索で「けんさくいず 防災」と検索することで、防災知識を学べるクイズが利用できる。また、Yahoo!検索とLINE Searchで「防災」と検索すると、防災のための知識や災害時の検索の活用方法が表示される。

 このほか、Yahoo!基金では、「災害復興みらい募金」を実施している。今回の特設サイト開設以前から継続している取り組みで、ユーザーの募金額と同額をYahoo! JAPANが寄付する「マッチング寄付」が行われている。