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IIJエンジニアリング、イベント会場などの局所的・一時的な大規模通信に対応する「マルチアクセスソリューション」提供開始

3月に鈴鹿サーキットで開催された「SUPER FORMULA 第1戦」で先行提供

 株式会社IIJエンジニアリングは4月10日、イベント会場などに快適なインターネット接続環境を構築する「マルチアクセスソリューション」の提供を開始した。

 大規模なイベント会場などの、局所的かつ一時的に大きな通信情報が生じる場所で、複数の形態キャリア回線や衛星ブロードバンドを組み合わせた通信環境を提供するサービス。常時通信需要があるわけではないイベント会場に通信設備を常設すると維持コストが高くなり、モータースポーツ会場などの市街地が離れた場所では、そもそも固定ブロードバンド回線を引くことが難しい問題もある。

 同サービスの標準的な構成では、IIJモバイルサービス/タイプD(NTTドコモ回線)、およびタイプK(KDDI回線)と衛星ブロードバンド通信サービスを利用。専用のルーター(Peplinkマルチ回線ルーター)が最適な回線を自動選択し、IIJのバックボーンを経由してインターネットに接続する。

 2024年3月9日・10日に鈴鹿サーキットで開催された「SUPER FORMULA 第1戦」の、レース視聴サービス「SFgo」イベントブースにおいて、同サービスが先行提供された。大勢の観客が集中して携帯キャリア回線が混雑しやすく、固定回線の敷設も難しいというレースイベント会場ならではの課題を解決し、快適なレース視聴ができたという。

 参考料金として、同時利用ユーザー数30日、通信量50GB、利用期間2日間で20万円との金額が紹介されている。