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旅行者向けレンタルWi-Fi「NINJA WiFi」、QRコードを使った落とし物発見サポートのトライアルを開始

紛失物が見つかりやすい日本だからこそ

 レンタルサービス「グローバルWi-Fi」などを手掛ける株式会社ビジョンは7月4日、訪日客向けのWi-Fiレンタルサービス「NINJA WiFi」の利用者に対し、旅行中の落とし物の発見サポートサービス「Lost&Found Service」(仮称)のトライアル提供を開始した。追加料金は不要。

 「Lost&Found Service」は、日本滞在中に持ち物を紛失した際に、発見をサポートするもの。

 NINJA Wi-Fiのレンタル機器一式が入ったポーチに、QRコードが印刷されたシールが同梱され、利用者は、シールを自身の持ち物に貼り付ける。もしも、それを落とした場合、拾得者がQRコードを読み取った連絡先に通話・チャットで知らせることで、ビジョンが利用者と連絡をとり、落とし物の発見を知らせる、といった流れとなる。

 QRコードおよび通話・チャットサービスは、THISIS株式会社の「THISIS」を採用しており、拾得者の電話番号はサービス側に通知されない。

 ビジョンは、NINJA Wi-Fiの利用者が、これまで荷物の紛失などによって煩雑な手続きを行う例があったことを挙げ、日本では貴重品を紛失しても持ち主に戻ることが比較的多いことから、Lost&Found Serviceを通し、落とし物が生じたときの関係各署の手間を削減して、訪日環境の充足に貢献したいとしている。

 NINJA Wi-Fiは日本用Wi-Fiルーターレンタルサービス。英・中・日本語に対応し、料金は1日あたり770円から。