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最大4つのSIMを切り替え可能、遠隔制御にも対応した4Gモバイルルーター「+F FS045W」、富士ソフトが発売
2025年5月12日 06:30
富士ソフト株式会社は5月8日、4Gモバイルルーター「+F FS045W」(FS045WMB1)の販売を、主要ECサイトで開始した。オープンプライスで、「ヨドバシ・ドットコム」では2万4200円で販売されていることを確認している。
国内および海外で、必要に応じてSIMを切り替えながら使用することが想定された製品。同社の遠隔管理ソリューション「+F MDM LiNK」に対応しており、遠隔でのeSIMの切り替えや使用状況のレポート、端末のロック、設定初期化などの操作が可能。
eSIMとnanoSIMのデュアルSIM対応で、eSIMは最大3つのプロファイルを記憶し、4回線を切り替え可能。4Gで下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsに対応する。
Wi-FiアクセスポイントとしてはWi-Fi 5(5/2.4GHz帯)に対応し、最大433Mbps(5GHz帯接続時)で、最大同時接続台数は15台。本体のUSB Type-Cポートにデバイスを接続し、USBテザリングも可能。
取り外し可能な3030mAhのバッテリーを搭載しており、約20時間の連続通信が可能。付属する充電用のUSBケーブルは温度検知機能を持ち、充電しながら使用しているときの過熱を防ぐ。バッテリーを外して、USB給電によるバッテリーレスでの運用もできる。
クレードル状のオプション「+F 充電/LANステーション」(CLS001)を接続することで、ギガビット対応有線LANポート×1を利用可能。Wi-Fiルーターなどに有線接続し、本製品をWi-Fiアクセスポイントとして使うこともできる。
本体サイズと重量は、+F FS045Wが約74×19.6×74mmで約135g、+F 充電/LANステーションが約83×65×76mmで約100g。