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GL.iNet製のVPNセキュリティゲートウェイ「GL-MT2500」「GL-MT2500A」に複数の脆弱性、最新ファームウェアに更新を
2025年5月13日 12:30
GL.iNet製のVPNセキュリティゲートウェイ2製品に脆弱性が存在するとして、同社および脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN(Japan Vulnerability Notes)」が情報を公開した。いずれも、最新版のファームウェアに更新することで対策できる。
脆弱性の対象となる製品は「GL-MT2500」「GL-MT2500A(Brume 2)」のfirmware 4.7.0より前のバージョン。存在する脆弱性は、次の2種類。
OSコマンドインジェクション(CVE-2024-57391)
ウェブインタフェースに管理者権限でログインしたユーザが、細工したHTTPリクストを送りつけることにより、当該デバイス上で任意のOSコマンドを実行できる可能性がある。CVSS v4のスコアは8.6、CVSS v3.1のスコアは7.2。
非効率な正規表現の使用(CVE-2025-2811)
認証されていない状態の第三者が、細工したHTTPリクエストを送りつけることにより、当該デバイスをサービス運用妨害(DoS)状態にできる可能性がある。CVSS v4のスコアは7.5、CVSS v3.1のスコアは7.5。