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プラネックスのWi-Fiルーター「MZK-MF300HP2」「MZK-MF300M」に脆弱性、MZK-MF300Mは使用の停止を

MZK-MF300HP2
MZK-MF300M

 プラネックスコミュニケーションズ製のWi-Fiルーター2製品に複数の脆弱性があるとして、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」(Japan Vulnerability Notes)が情報を公開した。

 対象の製品はいずれもWi-Fi 4(IEEE 802.11n)対応。1つは「MZK-MF300HP2」のファームウェアバージョン1.18以前で、ファームウェアを最新版にアップデートすることで対策できる。

 もう1つは「MZK-MF300M」の全てのファームウェアバージョンで、こちらは販売およびサポートが終了しているため、修正版ファームウェアは提供されない。おsのため、JVNでは使用の停止を推奨している。

 両製品に存在する脆弱性は、次の2件。

利用可能なデバッグ機能(CVE-2024-30219)

 デバッグ機能の使用方法を知っているユーザが管理画面にログインした場合、任意の操作をされる可能性がある。CVSS v3のスコアは6.8。

特定ポート番号におけるコマンドインジェクション(CVE-2024-30220)

 第三者に特定のポート番号に対して細工されたリクエストを送信され、任意のコマンドを実行される可能性がある。CVSS v3のスコアは8.8。