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グーグル、大雨特別警報エリアの「道路通行実績情報」、Google マップ上に表示

宮城県も追加、Yahoo!地図でも提供開始

 グーグル株式会社は10日、大雨特別警報の対象エリアにおける「道路通行実績情報」の提供を開始したと発表した。

 本田技研工業株式会社から提供を受けたデータに基づき、過去4時間に実際に車両の通行実績があった道路をGoogle マップ上に青色で表示する。災害情報などを集約する「Google クライシスレスポンス」のサイトで閲覧できる。

道路通行実績情報(グーグル公式ブログより画像転載)

 なお、通行実績があると表示されている道路でも、必ずしも通行できると保証するものではないとしている。実際の道路状況は、緊急交通路に指定されているなど通行が規制されている可能性もあるため、国土交通省や警察、東日本高速道路株式会社などの情報も確認するよう呼び掛けている。

【追記 2015/9/11 12:45】
 ヤフー株式会社も10日、「Yahoo!地図」上で関東エリアの道路通行実績情報の提供を開始している。同じく本田技研工業からデータの提供を受けている。

「Yahoo!地図」での道路通行実績情報の表示(Yahoo!地図公式ブログより画像転載)

【追記 2015/9/11 13:00】
 ヤフーは11日、現在の状況を踏まえ、宮城県も対象エリアに追加したことを明らかにした。

(永沢 茂)