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ビーマップ、Wi-Fiセンシングで隠しカメラを検知する機能を2025年末から提供開始
2025年10月3日 07:30
株式会社ビーマップは、HUAWEI(ファーウェイ)製アクセスポイントのWi-Fiセンシング技術と、9月に稼働開始した同社のデータセンターを活用した「隠しカメラ検知機能」の提供を、2025年末から順次開始する。
同機能では、同社独自のノウハウに基づいて無線通信の特徴を解析することで、人目につかない場所や室内の死角などに置かれた不審なカメラ機器を自動的に検知するという。
従来の監視システムでは、カメラ映像の解析や専用のセンサーの設置などが必要だったが、同機能では、通常のWi-Fiサービスを提供するために設置したアクセスポイントに、独自の監視機能を追加することで、不審なカメラ機器を検知する。特徴として、追加機器が不要であることに加え、カメラの映像を使用しないため、プライバシーにも配慮した検知ができることが挙げられる。
同機能は、商業施設やホテルといった不特定多数が利用する空間や、鉄道駅や車両など公共性の高い場面においての利用が想定されている。また、検知の自動化によって、人的パトロールや調査の負担を軽減できるとしている。