ライブドア、ブログとRSSリーダー時差解消にPubSubHubbub対応


 ライブドアは18日、同社が運営するブログサービス「livedoor Blog」とWeb型RSSリーダー「livedoor Reader」において、RSSの更新情報を即座に反映するプロトコル「PubSubHubbub(パブサブハバブ)」に対応した。

 「PubSubHubbub」は、RSSの購読を効率化するためのプロトコル。今回の対応により、これまでブログの更新時にRSSリーダーへの反映に生じていたタイムラグを解消し、即座に更新情報を反映することが可能になったという。

 RSSリーダーは、フィードを配信するサーバー(パブリッシャー)とそれに一定の間隔でリクエストを送信してフィードを受信するサブスクライバーで成り立っている。これに対して「PubSubHubbub」は、パブリッシャーとサブスクライバーの間に更新情報をプッシュする役割を担う「ハブ」を設置。これにより、更新情報が即座にサブスクライバーに届くという。

 なお、livedoor Blogとlivedoor Readerは標準で「PubSubHubbub」に対応しているため、ユーザーが設定を変更する必要はない。ライブドアによれば、国内のWebサービスで「PubSubHubbub」に対応したのは初めて。RSSリーダーでは、米Googleの「Google Reader」が「PubSubHubbub」に対応している。


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(増田 覚)

2009/8/18 14:58