直径が従来の半分、軽量でエコなLANケーブル、IIJ子会社が開発
従来のケーブルとの比較 |
インターネットイニシアティブの子会社で、LAN関連を中心としたネットワーク構築事業を行うネットチャート株式会社と冨士電線株式会社は19日、軽量で環境に配慮したLANケーブル「エコパッチ:eco-patch」を発表した。
「エコパッチ:eco-patch」は、従来のケーブルよりも直径を約半分に設計しているため、スペースが限られているラック内などでの配線作業に適しているという。また、ケーブルに利用される銅の使用量を半分以下にすることで軽量化を実現し、ケーブルの重みによるコネクタなどの接合部の傷みが少なくなるとのことだ。
さらに、被覆に耐燃性ポリオレフィンを使用し、万一、ケーブルが燃焼しても、ダイオキシンやハロゲンガスのような有害物質が発生しない作りになっている。ツイストペアケーブルの規格は、カテゴリー5e規格を採用。Ethernetの配線に使うケーブルを利用して電力を供給する「PoEシステム」にも対応している。
「エコパッチ:eco-patch」と、今回併せて発表された「ゼロユニットケーブルマネージメントトレイ」を用いてラック内を整理した場合 |
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(野津 誠)
2009/8/19 16:42
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