米SocialToo、Twitter利用者向けウイルス対策サービスを開始


 米SocialTooは24日、Twitter利用者向けのウイルス対策サービスを開始した。

 SocialTooでは、TwitterやFacebookの利用者向けに、自分のフォロアーのアカウントを自動的にフォローするサービスや、フォロアー向けにアンケートを実施できるサービスなどを提供している。

 今回、SocialTooは新たなサービスとして、ウイルス対策サービスを追加。このサービスでは、ダイレクトメッセージをユーザーが直接受け取る代わりに、SocialTooが仲介することによって、ウイルスや悪質なスパムを除去した上でユーザーに通知してくれる。

 ウイルス対策サービスは、11月1日まですべてのSocialToo利用者に対して無料で提供される。その後の有料サービスの価格など詳細に関しては、現在検討中だという。

 利用するには、SocialTooにTwitterアカウントでサインインし、「Send SocialToo DM e-mails」のチェックボックスをオンにする。また、自分のTwitterアカウントの設定タブからダイレクトメッセージオプションを外す。こうすると、それ以降、自分宛のダイレクトメッセージをSocialTooを仲介して受け取れるようになる。

 SocialTooでは開発者向けのAPIも用意しているため、問い合わせがあれば、Twitterクライアント開発者がスパムやウイルスの除去機能をソフトに統合できるとしている。

 Twitterでは、これまで何度も悪質なスパムやウイルスが広まった経緯がある。ここ数日にも、ウイルスを含むダイレクトメッセージが伝播し、問題となっていた。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/9/25 12:41