Google、「セーフサーチ」のロック機能を英語版で提供開始


「セーフサーチ」ロック機能の設定ページ

 米Googleは11日、アダルトコンテンツを検索結果から除外するための「セーフサーチ」をロックする新機能を英語版で提供開始した。

 ロック機能をオンにすると、Googleアカウントのパスワードを入力しなければ解除できなくなる。その結果、子供たちを不適切なコンテンツから守ることができる。

 英語版のGoogle Search表示設定ページにおいて、「SafeSearch Filtering」の項目に新たに「Lock SafeSearch」というリンクが用意された。ここからGoogleアカウントのパスワードを入力し、設定を完了できる。

 設定が完了すると、検索結果ページの右上にGoogleカラーの色鮮やかなボールが大きく表示されるようになる。そのため、親がPC画面を遠くから見ていても、セーフサーチがロックされているかどうか確認できる。

 一度ロックすると、すべての国のGoogleドメインでセーフサーチが機能するようになり、解除するにはその都度、Googleアカウントのパスワード入力が必要となる。

 なお、Googleでは、セーフサーチがアダルトコンテンツを100%防ぐわけではないことに注意を促すと同時に、紹介動画の中で、この機能が親の監督に勝るものではないとも指摘している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/12 15:22