「BIGLOBE海外ローミング(iPass)」、2段階定額制プランを開始


 NECビッグローブ(BIGLOBE)は8日、個人および法人のBIGLOBE会員向けのオプションサービス「BIGLOBE海外ローミング(iPass)」で、2段階定額制プランの提供を開始した。月額基本料金は500円から最大5500円(免税)。

 「BIGLOBE海外ローミング(iPass)」は、米iPass社が提携する各国のプロバイダーが提供するインターネット接続サービスを利用できるもの。世界160カ国以上の空港やホテルなどにある約10万カ所のアクセスポイントが対象で、無線LANを中心としたインターネット接続が可能だ。

 月額基本料金は500円で、基本料金内に20分間の通信料金が含まれる。20分以降は10分ごとに600円が加算され、月額基本料金を含めた上限料金は月額5500円。

 サービス利用にあたっては、iPass社のソフトウェア「iPassConnect」をインストールする必要がある。対応OSはWindows 7(Enterprise/Ultimate)/Vista(Business/Enterprise/Ultimate) SP2/XP(Professional) SP3で、32bit版で動作する。また、2010年3月末にはiPhoneやiPod touchへの対応も予定する。

 BIGLOBEでは、海外でのモバイルインターネットの利用機会は増加傾向にあり、接続時間の長時間化も進んでいることから、従量課金では安心して利用できないという声が高まっていると説明。今回のプランはこうした需要に応えるものだとしており、BIGLOBEでは今後3年間で5万人の利用者数と2億円の売り上げを目指す考えだ。


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(村松 健至)

2010/2/8 12:46