UCC、Twitterへの宣伝メッセージ大量送付で謝罪


 UCC上島珈琲は5日、Twitterを利用したキャンペーンの宣伝活動で、多数のユーザーに宣伝メッセージを送付したとして、謝罪文を公開した。

 UCCでは、コーヒーをテーマにしたエッセイ・アートを募集するキャンペーンの告知として、2月5日午前10時からTwitterを利用した宣伝活動を開始。宣伝活動の内容は、「コーヒー」「懸賞」などのキーワードが入ったつぶやきを機械により判定し、ボットにより自動的にキャンペーンの告知メッセージを送るものだった。

 UCCでは、この宣伝活動は了解を得ていないユーザーに対して自動的に宣伝メッセージを送付するもので、ボットが複数あることによって同一文面を送り続けるというTwitterの規約に違反したと説明。ユーザーに多大な迷惑をかけたとして謝罪している。

 宣伝活動は、問題が発覚した2月5日正午に中止。UCCでは、今回の事態を深刻に受け止め、社内管理体制ならびに情報管理体制の徹底を図り、再発防止に努めるとしている。


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(三柳 英樹)

2010/2/8 16:14