ソニー、ネットワーク強化に向けSCEのネット部門を吸収


 ソニーは、ネットワーク事業の強化に向けて、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のネットワーク事業関連部門を4月1日付で吸収する。

 これに伴い、SCEの商号をSNEプラットフォーム(SNEP)に変更し、SNEPをソニーに吸収して解散する。ソニーのネットワークプロダクツ&サービスグループ(NPSG)に、現在日本のSCEにおいてネットワークサービスに関わる60~70名が移籍する。

 今回の吸収合併により、1993年設立のSCEは消滅するが、家庭用/携帯用ゲーム機やソフトウェアの企画/開発/製造/販売事業については、新規分割により4月1日に設立する新会社に承継。新会社の商号は現在と同じソニー・コンピュータエンタテインメントで、ゲームのソフトウェア、ハードウェア関連に携わる約1,300名に大きな変更はないとする。


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(臼田 勤哉)

2010/2/24 22:07