「Google マップ」日本版、5周年を機にベータ版卒業


「Google マップ」日本版

 グーグル株式会社は6日、地図検索サイト「Google マップ」日本版について、正式版サービスへと移行した。

 「Google マップ」日本版は2005年7月にサービス開始。当初は、住所体系や地図デザインなど、米国生まれの地図サイトを日本向けにローカライズされたサービスにとどまっていたが、その後、米国版にはない日本発の機能を開発したり、表示する情報の拡充、さらには2008年8月には「ストリートビュー」を日本でも公開するなど、この5年の間にサービスの強化・改善を図ってきた。

 こうした取り組みがある意味一段落付いたとし、今回、サービス提供開始から5周年を迎えたのを機にベータ版を卒業することを決めた。
 
 これを記念して同日、「Google マップ」日本版のロゴを、日本地図と「5」という数字をモチーフにしたホリデーロゴに差し替えた。7日からは通常のロゴに戻すが、これまでとは異なり、「ベータ」表記が外れることになる。何かの記念日に掲載するGoogleのホリデーロゴを、「Google マップ」のサービスに適用するのは世界で初めてではないかという。


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(永沢 茂)

2010/8/6 13:34