TwitterがiPad公式アプリを無料公開、大画面活用でペイン導入


「Twitter for iPad」の操作画面

 米Twitterは1日、iPad用のTwitter公式アプリ「Twitter for iPad」を公開した。App Storeから無料でダウンロードできる。画面の大きいタッチ式のインターフェイスを活用してペインを導入するなど、よりすばやく情報を処理できるようになったとしている。

 機能面では、ツイートをタップすると右側にペインが展開され、そのツイートに含まれるコンテンツの内容によって、ビデオや写真、記事などがペインに表示される。他のツイートをさらにタップすれば、新しいペインが展開され、そこに新しいコンテンツが表示される。ペインの位置は、スワイプ(なぞる)することで左右に移動できる。

 例えば、ビデオのリンクをタップした際には、インライン再生が可能。ビデオの読み込みに時間がかかることもあるというが、その間にタイムラインを閲覧できるため、ビデオの再生準備が整ってから、スワイプしてビデオ画面に戻れる。ビデオ再生にピンチアウトすれば、動画をフルスクリーンで視聴できる。

 このほか、ジェスチャー機能として、ツイートをピンチアウトすると投稿者の詳細ページが表示され、返信やリツイートを行える。ユーザー同士の過去の返信のやり取りを見たい場合は、そのツイートを2本の指で下方向にドラッグすると、過去の会話履歴がツイート下部に展開される。

 なお、Twitter for iPadは、Twitterアカウントがなくても利用できる。ツイートを検索したり、トレンドを閲覧することが可能となっている。


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(増田 覚)

2010/9/3 15:57