ブラウザー用「Evernote」が新UIに、ノート共有機能も拡張
リニューアルしたウェブブラウザー用インターフェイス「Evernote Web」 |
Evernoteは30日、クラウド型データ管理サービス「Evernote」のウェブブラウザー用インターフェイス「Evernote Web」をリニューアルした。
トップページは、Windows用およびMac用のEvernoteクライアントと同じように、3つのパネルが並ぶデザインに変更。左側にはノートブックとタグ、中央にはノートリスト、右側には個々のノートを表示・編集するためのノートビューが表示される。検索ボックスは、従来の画面右上からノートリストの上に移動した。
機能面では、ノートブックを別のノートブックにドラッグする、もしくはノートブックをマウスオーバーすると右側に表示される三角の矢印をクリックして「スタックに追加」を選択すると、ノートブックをグループ化できるようになった。また、WindowsはControlキー、Macはcommandキーを押しながら個別のノートをクリックすると、複数のノートを選択することなどが可能となった。
このほか、個別のノートもしくはノートブックを他のユーザーと共有するための「共有」ボタンを画面右上に追加。個別のノートはFacebookのウォールに投稿したり、メールで特定のユーザーに送信できる。今後は、Twitterなどのソーシャルメディアとのノート共有にも対応する予定だ。
なお、「Evernote Web」にはリニューアル前に利用可能だった機能がいくつか実装されていない。例えば、ノートの属性によるフィルタリング、ノート履歴の閲覧、ファイル添付、ノートの印刷、検索語の保存などを利用したい場合は、画面上部の「古いEvernoteに戻す」をクリックすると、以前のバージョンに戻せる。
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(増田 覚)
2011/3/30 12:40
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