MS11-022適用でPowerPoint 2003にエラーメッセージ、一部の条件で
マイクロソフトは、13日に提供開始した「MS11-022」のPowerPoint 2003用セキュリティ更新プログラムを適用後、PowerPoint 2003でファイルを開くと「ファイルが壊れています」というエラーメッセージが表示される現象の報告が寄せられていると発表した。同社は現在、この問題の解決に向けて調査を進めている。
エラーメッセージが表示される条件は、PowerPoint 2007以降で作成され、スライドマスター等のプレゼンテーション背景に画像が挿入されている場合、もしくは、PowerPoint 2003で作成され、複数のマスターが存在し、各マスターに画像が挿入されている場合が該当する。
問題を回避するには、1)PowerPoint 2007/2010でスライドマスターから画像を削除する、2)PowerPoint 2010 で“PowerPoint 画像化プレゼンテーション”として保存する、3)PowerPoint 2007でHTML形式で保存する――のいずれかの手法でファイルを編集すればよいとしている。各手法は「日本のセキュリティチーム」のブログで紹介している。
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(増田 覚)
2011/4/15 12:23
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