「auひかり」の映像配信サービス用STBに新タイプ、外付けHDD録画に対応


「ST1100R」

 KDDI株式会社は21日、光ファイバーによるインターネット接続サービス「auひかり」の利用者向けに、放送・ビデオオンデマンド(VOD)サービス用セットボックス(STB)の新タイプ「ST1100R」を提供すると発表した。月額レンタル料金は525円で、毎月1本分のコンテンツを無料視聴できる権利が含まれる。レンタル開始日は6月1日。

 ST1100Rは、HD画質での番組視聴に対応したSTB。auひかり回線に接続することで、多チャンネル放送やVODコンテンツを家庭用テレビで楽しめる。また、USBタイプの外付けHDDを接続すれば、多チャンネル放送を録画することが可能。番組表予約、キーワード自動予約、追いかけ再生にも対応している。

 また、ホームネットワーク機能であるDLNAをサポート。ST1100Rで録画した多チャンネル放送向け番組を、別室のDLNA対応PCで視聴したり、外部機器へムーブすることができる

 本体サイズは約27×128×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約250g。HDMI出力端子、AV出力端子(映像・音声)、USB2.0ポート、100BASE-TX対応LANポートを各1系統備える。付属品はリモコン、ACアダプターほか。

 ST1100Rのレンタル料金には、「LISMO Video Store」で毎月1本のVOD番組を視聴できる権利が含まれる。また、「ベーシックチャンネルパック」の月額料金が最大2カ月間無料になる新規契約者向けキャンペーンも6月1日から7月31日まで実施する。


関連情報


(森田 秀一)

2011/4/22 12:34