YouTubeで3D WebM動画の視聴を可能に~NVIDIA、Firefoxと提携
米NVIDIAは26日、NVIDIAの3D Vision搭載PCで、YouTube上の3D WebM動画視聴に対応したと発表した。
YouTubeはすでに3D動画に対応しており、3Dチャンネルを用意していた。青赤眼鏡を着用したり、3Dテレビで視聴できる。さらに今回、3D WebMフォーマットに新たに対応し、このフォーマットでの再生に必要な技術をNVIDIAとMozilla Firefoxが提供することになった。なお、WebMフォーマットはオープンスタンダードであることを信条としているだけでなく、ウェブで高品質動画を低スペックなノートPCなどでも再生できるようにする。
YouTubeはこれに合わせ、すでに登録されている数千の3D動画をWebMフォーマットに変換し、HTML5プレーヤーで再生できるようにする。現在、HTML5ビデオのストリーミング再生に対応しているのはFirefox 4以上であるため、再生にはFirefox 4の使用が要件となる。
NVIDIAはMozillaと連携し、HTML5ビデオのストリーミング再生を実現。NVIDIA 3D Visionでその3D動画再生を可能にした。
利用時の注意点として、NVIDIA 3D Vison搭載PCを必要とすること、NVIDIA GeForceドライバー(バージョン275以上)、Firefox 4以上の使用、YouTube上でHTML5 3Dビデオ視聴設定をあらかじめ行う必要があること、などがある。
YouTubeの3D表示デバイス設定ページ |
関連情報
(青木 大我 taiga@scientist.com)
2011/5/27 12:53
-ページの先頭へ-