タブレット「GALAPAGOS」、延期されていたAndroid 2.3アップデート提供開始


 シャープ株式会社は11日、メディアタブレット「GALAPAGOS」のOSをAndroid 2.3に変更するシステムソフトの提供を開始した。当初は7月25日に提供される予定だったが、提供開始が延期されていた。

 「GALAPAGOS」は、電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」に対応したタブレット端末。これまでLinuxベースの独自OSを搭載してきたが、今回提供されたシステムソフトを適用することで、OSがAndroid 2.3に変更される。アップデートは無線LAN経由で本体から直接行う形となる。

 OSがAndroid 2.3になることで、ユーザーはAndroidマーケットなどからダウンロードした汎用のアプリの利用が可能となり、従来のGALAPAGOSの各種機能はAndroidのアプリとして動作する。また、電子ブックストアサービス用のアプリはバージョンアップされ、液晶テレビ「AQUOS」との連携機能である「AQUOSリモート」にも対応する。

 システムソフトを適用した場合、ユーザー自身で元のバージョンに戻すことはできなくなる。また、Android 2.3に変更することで、「省エネ動作モード」やキーボードの手書き入力機能など、一部の機能が利用できなくなる。


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(三柳 英樹)

2011/8/11 16:44