Twitterでキーワード好感度対決「Feel on Battle!」


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 「きのこの山 VS たけのこの里」「iPhone VS Android」「ナベツネ VS 清武」。Twitter上で好感度が高いのはどっち? 株式会社L is Bは8日、2つのキーワードの好感度をリアルタイムに判定するサービス「Feel on Battle!」を公開した。利用は無料。

 Feel on Battle!は、対決させたい2つのキーワードをサイト上で入力すると、各キーワードの直近100ツイートを検索。これらのツイートに含まれる“感情”を分析し、好意的な内容が多かったキーワードが“勝者”となる。

 ツイートに含まれる感情を抽出するのは、L is Bが手がけるTwitterクライアント「Feel on! for Twitter」のコア技術のソーシャル感情エンジン「SEE(Social Emotion Engine)」。同社が独自で開発したものだ。

 SEEは、ツイートを「愛情」「喜び」「興味」「期待」「悲しみ」「驚き」「怒り」「その他」に分類。その上で、感情にふさわしい色やイラストを使い、ツイートをコミック風に表示する。iPhoneアプリは10万ダウンロードを超えるという。

Feel on Battle!で「スターバックス」と「タリーズ」を対戦させているところ

 L is Bでは今後、Feel on Battle!をマーケティングツールとして有償で企業に提供する考え。これを導入することで企業は、自社製品にどんな感情を抱かれているかがリアルタイムにわかり、競合製品との比較も行えるようになる。

 また、専用の管理ツールを設けるとともに、検索対象となるツイート数を100件以上に増やしたり、3つ以上のキーワードで好感度を比較する機能、ツイートが投稿された地域や時間帯別で好感度を比較する機能なども追加していく予定だ。


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(増田 覚)

2011/12/8 10:00