「ATOK 30周年記念サイト」オープン、前身「KTIS」からの歴史年表など


 株式会社ジャストシステムは12日、「ATOK 30周年記念サイト」をオープンした。日本語入力ソフト「ATOK」の1982年からの進化の歴史や言語処理技術の解説などを掲載している。

 ATOKは1982年10月、8ビットマイコンの標準OS「CP/M」用の日本語処理システムとして、その前身となる「KTIS(Kana-Kanji Transfer Input System)」がデータショウで発表された。当時のIT関連の出来事も紹介されており、この年は2月にインテルが「80286」を発表、9月に東芝が8ビットパソコン「パソピア」を発売したとしている。

 1985年2月には、初めてATOKの名称が付いた「ATOK3」(「jX-WORD太郎」に搭載)が登場。追って同年8月の「ATOK4」(「一太郎」に搭載)において、MS-DOS上の他ソフトに組み込んで使えるようFEP化したという。

「ATOK 30周年記念サイト」に掲載されている「ATOK 進化の歩み」年表




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(永沢 茂)

2011/12/12 11:55