ソニー、「Google TV」採用のブルーレイディスクプレーヤーなど発表

　ソニー株式会社は10日、Googleが提唱するテレビ向けのプラットフォーム「Google TV」を採用したネットワークメディアプレーヤー「NSZ-GS7」とブルーレイディスク（BD）プレーヤー「NSZ-GP9」の2機種を発表。北米と欧州で2012年初夏から順次発売し、展開地域を拡大していくという。

ネットワークメディアプレーヤー「NSZ-GS7」	ブルーレイディスクプレーヤー「NSZ-GP9」

　今回発表した2機種では、テレビにHDMI接続することで、放送番組とネット上のコンテンツやアプリをシームレスに楽しめるという。また、新開発のリモコンは表面にタッチパッド、裏面にバックライト付きキーボードを採用。音声で検索できる音声認識用マイクや、ゲームアプリに対応した3軸モーションセンサーも搭載する。

　モバイル機器との連携も強化しており、専用アプリを使うことで、モバイル機器で閲覧しているサイトをテレビに表示したり、テレビに表示しているサイトをモバイル機器に取り込める。放送番組やコンテンツ、ブルーレイディスクなどで流れている音楽の関連情報をモバイル機器で検索することも可能となる。

リモコン表面	リモコン裏面

　このほか、2012年に発売するテレビ「ブラビア」の上位機種とも連携。具体的には、ブラビアのホーム画面上に2機種に対応したアイコンが表示され、Androidマーケットやアプリなどを直接選択できる。ブラビアのリモコンでは、基本的な操作を行えるようになるという。