Anonymousが米政府などにDDoS攻撃、気付かずに加担するユーザーも


 米国議会で審議されている著作権保護法案への反対や、オンラインストレージ「Megaupload.com」が閉鎖させられたことを受け、ハッカー集団「Anonymous」が米国政府のサイトなどを標的としたDDoS攻撃を行った。英Sophosが20日、明らかにした。

 DDoS攻撃の標的となったのはFBIや司法省、RIAA(全米レコード協会)、MPAA(米国映画協会)などのサイト。Anonymousは、クリックするだけでこれらのサイトにDDoS攻撃を行うリンクをTwitterで拡散させていた。

 Sophosによれば、DDoS攻撃を行うきっかけとなるリンクをクリックしたユーザーは、JavaScriptを無効にしていなければ、自ら特別な操作を行わなくてもDDoS攻撃に加担していた可能性があるとしている。


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(増田 覚)

2012/1/23 15:16