大塚商会、IPv6を利用したインターネットVPN構築・運用サービス


 株式会社大塚商会は、ルーターの運用監視サービス「FMS」の新サービスとして、IPv6を使ったインターネットVPNの構築・運用管理を行う「FMS/YAMAHA IPv6VPNサービス」を2月1日に開始する。料金は「FMS/YAMAHA RTX1200」が月額1万4000円、「FMS/YAMAHA RTX810」が月額6800円(いずれも税別)。

 「FMS/YAMAHA IPv6VPNサービス」は、レンタルされるIPv6対応のVPNルーターにより、IPv6 IPoE(IP over Ethernet)方式を利用してインターネットVPNを構築するサービス。NTT東西が提供する「フレッツ 光ネクスト」の「フレッツ・v6オプション」を利用し、インターネット網を経由せずフレッツ網(NGN)内でダイレクトに通信するため、効率的な通信による通信速度の高速化が図れる。

 大塚商会のセキュリティ監視センターがルーターを24時間自動監視し、障害時には企業担当者に通報。導入時の初期設定や設置作業、ルーター障害時の代替機交換は大塚商会の技術者が現地で実施する。また、VPN機器に割り当てられたIPv6アドレスの変更が発生した場合には、監視センターで検知し、リモートで機器の設定変更を行う。


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(三柳 英樹)

2012/1/26 16:06