「Thunderbid 10」正式版公開、直接ウェブ検索が可能に


 Mozillaは1月31日、メールソフト「Thunderbird」バージョン10の正式版を公開した。Windows版、Mac版、Linux版がMozillaのサイトからダウンロードでき、Thunderbirdの現行ユーザーには自動更新機能を通じて近日中に最新版が配布される。

 Thunderbid 10では、同日に公開したFirefox 10と同じレンダリングエンジン「Gecko 10」を搭載。メッセージ検索機能を改良するとともに、新たにThunderbird内で直接ウェブ検索を行える機能を追加した。

 Thunderbirdの画面右上にある検索バーにキーワードを入力し、ドロップダウンメニューから「次の語句でWeb検索」を選ぶとウェブ検索が行われ、検索結果はThunderbirdの新しいタブとして表示される。Google、Yahoo! JAPAN、Twitter、Wikipediaなどの検索エンジンの切り替えも可能。また、メール文中の語句を選択して、右クリックメニューからウェブ検索も行える。

 このほか、メッセージの下書き保存に関する問題の修正や、バックエンドの修正、7件の脆弱性の修正などが行われている。


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(三柳 英樹)

2012/2/1 14:05