iOS版の「iPhoto」が公開、iMovieやGarageBandもバージョンアップ
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米Appleは7日、新型iPadの発表に合わせて、iOS向けの画像管理ソフト「iPhoto」を公開した。iOS 5.1を搭載したiPadおよびiPhoneに対応し、日本での販売価格は450円。
Appleでは、Mac OS向けのソフトウェアスイート「iLife」に含まれるソフトのうち、映像編集ソフトの「iMovie」や、音楽作成ソフト「GarageBand」などについてはiOS版も提供してきたが、今回画像管理ソフトの「iPhoto」もiOS版の提供を開始した。
iOS版のiPhotoは、マルチタッチ操作による編集に対応。スクロールできるサムネイルグリッドを使った写真の選択や、不要な写真をスワイプで隠す操作が可能で、写真をダブルタップすると似たような写真を自動的に選び出す機能を搭載。傾いた写真をまっすぐにする自動水平検出機能や、背景の一部をトリミングで切り取る機能、各種エフェクトやブラシなどの機能も、タッチ操作で行える。
写真のグループを選ぶと、iPhotoが自動的に複数の写真をレイアウトしたページを作成する「フォトジャーナル」機能を搭載。フォトジャーナルはiCloudを通じてウェブページとして公開できる。また、写真をFacebookやFlickr、Twitterなどに投稿する機能も備える。
iOS版の「iMovie」と「GarageBand」も、新型iPadに合わせてアップデート。iMovieには、映画の予告編のような映像を作成できる機能を追加。GarageBandには、最大3人と演奏やライブ録音ができるジャムセッション機能や、弦楽オーケストラを指揮できる「Smart Strings」、音符エディタなどの機能を追加した。
また、文書やスプレッドシート、プレゼンテーションなどを作成する「iWork」の、「Pages」「Numbers」「Keynote」アプリもそれぞれ、新型iPadに対応してバージョンアップした。
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(三柳 英樹)
2012/3/8 13:15
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