ヤフーが「市場最安値」をうたう安否確認サービス、100名で月額4400円


 ヤフー株式会社は19日、安否確認サービスを6月より提供すると発表した。「安心」「確実」「市場最安値」をコンセプトに、企業・教育機関・自治体などへ提供する。

 同サービスは、2008年より自社内で運用している独自の安否確認システム。3.11の東日本大震災の際も同システムを通じて安否確認が行われたという。そのノウハウや膨大なアクセスに対応した堅牢なインフラを基に、顧客にもサービスとして提供する。

 仕組みとしては、管理者が事前に安否を確認したい従業員や学生、職員などを対象システムに登録しておくことで、被災時に安否状況の確認メールを一斉送信できる。また、対象者はメール本文中に記載された専用URLからWeb上で自身の安否状況を登録できるため、管理者は被災状況を簡易に集計・管理できるという。そのほか、グルーピングなどの階層分け登録といった機能も備える。

 最大の売りとなるのが「市場最安値」をうたう価格付けで、初期費用は0円、100人までの場合で月額4400円を予定する。


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(川島 弘之)

2012/3/19 16:52