「Sony Tablet」PシリーズのWi-Fiモデル発売、Android 4.0へのアップデートも
Sony Tablet Pシリーズ |
ソニーは、タブレット端末「Sony Tablet」PシリーズのWi-Fiモデルを4月21日に発売する。市場推定価格は5万円前後。
「Sony Tablet」Pシリーズは、折りたたみ式で2画面を搭載するAndroidタブレット。現行製品は3G+Wi-Fiモデルのみとなっていたが、新たに3G通信機能を省略したWi-Fiモデルを発売する。Wi-Fiモデルは、基本的な仕様は現行製品と同じだが、本体重量が約16g軽くなり、バッテリー駆動時間がスタンバイ時で約140時間、ウェブ閲覧時で約0.5時間伸びた。また、本体付属のmicroSDカードが2GBから16GBに変更された。
プロセッサーはNVIDIA Tegra 2(1GHz)、メモリは1GB。画面はTFT液晶5.5型ウイルトラワイドVGA(1024×480)の2画面。本体ストレージは4GB。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応。本体サイズは、開いた時が約180×14×158mm、閉じた時が約180×26×79mm。重量は約356g。
新モデルの発売に合わせて、Pシリーズ用の着せ替えパネルについても、ゴールド、ブルー、ピンクの3色を発売する。市場推定価格は5000円。
また、Sony TabletのSシリーズとPシリーズについて、4月下旬にAndroid 4.0.3へのアップデートを提供することを発表した。
OSのアップデートとともに、Sony Tablet独自の追加機能として、ソニー製BDレコーダーとの連携機能を提供。BDレコーダーで録画した番組や放送中の番組をSony Tabletで視聴できるようになる(放送中の番組の視聴は5月下旬対応予定)。新しくソニーが提供するアプリ「RECOPLA(レコプラ)」により、ソニー製BDレコーダーで録画した番組の管理なども行える。
さらに、ブラウザー、計算機、リモコンのいずれかのアプリを、別のアプリの起動中に小画面で表示できる「スモールアプリ」機能も追加する。
「RECOPLA」の画面イメージ | 「スモールアプリ」計算機起動時の画面 |
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(三柳 英樹)
2012/3/22 13:16
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