「消費者庁の発表を真摯に受け止める」、グリーやDeNAなど6社

　NHN Japan株式会社、グリー株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社ディー・エヌ・エー（DeNA）、株式会社ドワンゴ、株式会社ミクシィの6社は、消費者庁が「コンプガチャ」は景品表示法に基づく告示で禁止されている「カード合わせ」に該当するという見解を示したことを受け、6社の取り組みを発表した。

　6社は今回の発表を真摯に受け止め、6社によるソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会で作成中のコンプガチャに関するガイドラインに、今回の消費者庁からの発表をはじめとした関係各所の意見を反映させるとしている。

　また、6社はガイドラインを可能な限り速やかに完成させ、それに則ってソーシャルゲームの運営を行なっていくと説明。コンプガチャ以外のガイドラインについても継続して協議・検討していき、業界全体でユーザーが安全・安心に楽しめる環境の維持を向上を目指していくとしている。

　6社は、コンプガチャの取り扱いを5月末までに自主的に終了することを5月9日に発表しており、今後は事業者としての考え、対応について、パブリックコメントなどを通じて意見提出することも検討していくという。