Mozilla、ウェブ開発のための新たな取り組み「Webmaker」を発表


 Mozillaは22日、ウェブ開発のための新たな取り組み「Mozilla Webmaker」を発表した。

 Mozillaのエグゼクティブディレクターを務めるMark Sruman氏は、「ウェブは世界の第二言語であり、不可欠な21世紀の技術になっている」とコメント。「何百万という人々を、ウェブの利用からウェブの開発に転じさせるための手助けをすること」が、Mozilla Webmakerの最終的な目標だと説明している。

 具体的な取り組みとしては、「Popcorn」や「Hackasaurus」などのウェブ開発ツールを提供するとともに、ブログテンプレートの改良からアプリ構築の規模までに適用できるハウツーやレシピを公開する。さらに、教師や映画製作者、ジャーナリストなど、各種の人々がウェブ開発について学べるコミュニティを構築する。

 Mozillaではこの取り組みに合わせて、ウェブ開発について学べるサイト「Summer Code Party」を6月23日に開設し、世界各地でイベントも開催する。この取り組みにはTumblrやCreatice Commonsなど各種企業や団体も参加するという。


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(三柳 英樹)

2012/5/24 13:19