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日本気象協会の「tenki.jp」、検潮所・沖合の津波観測情報を提供開始

 一般財団法人日本気象協会は7日、天気情報サイト「tenki.jp」で提供する津波情報の拡充を発表した。津波観測情報と、津波予報に伴う海面変動情報を新たに提供する。

 津波観測情報は、全国の約250地点の検潮所および沖合で観測されるものだ。また、津波予報は、地震発生後に津波による災害が起こる恐れがない場合に発表されるものだが、この津波予報において0.2m未満の海面変動が予想された際に、海面変動情報が発表される。

津波情報トップページのイメージ
津波観測情報のイメージ

 tenki.jpではあわせて、気象庁が発表した津波警報・注意報に関する表現の改善にも対応する。これは、マグニチュード8を超えるような地震について「巨大地震」と表現し、その場合に最初に気象庁から発表される大津波警報・津波警報では、予想される津波の高さを定性的表現「巨大」「高い」という言葉で表現するという。

(永沢 茂)