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立ってる、歩いてる、電車に乗ってる……行動を自動認識・共有するアプリ

 ソネットエンタテインメント株式会社は14日、Androidアプリ「してるん」を公開した。スマートフォンに内蔵されたモーションセンサーでユーザーの行動を自動認識し、記録してくれる。アプリはGoogle Playから無料でダウンロードできる。4月中旬にはiOS版の公開も予定している。なお、利用にはTwitterアカウントが必要となる。

「してるん」を利用しているユーザーの状態がアバターで表示される
1日ごとの行動サマリーも確認可能

 「してるん」に採用されている行動認識技術「Activity Recognition」は、ソニー株式会社が開発した。同技術は、モバイル機器をポケットやカバンに入れておくだけでモーションセンサーからの波形データをパターン認識し、何に乗っているかなどを自動判別してくれるという。

 「してるん」では現在、13種類の行動を判別できる。徒歩での移動、自転車での移動、車での移動、エレベーターでの昇降、座った状態でスマートフォンを使っているなどの状態がアバターで表現される。

 行動のログは、「してるん」を利用しているTwitterユーザーに対して公開できる。ただし、初期インストールの時点では非公開設定となっている。また、公開する場合も曜日や時間帯にごとに4つの公開パターンを設定可能。Twitterへの自動ツイートもサポートする。

(森田 秀一)