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GMOグローバルサイン、議員や候補者向けに認証サービスを提供開始

 GMOグローバルサイン株式会社は、インターネットを利用した選挙活動において、第三者による“なりすまし”の被害防止を目的した「国会議員認証サービス」「候補者認証サービス」「政党認証サービス」を順次提供する。

 各サービスは、国会議員、選挙の候補者、政党向けに、それぞれウェブサイト用の証明書となる専用シールを発行するもの。また、候補者や政党が送信するメールに、メールの送信元を証明する「電子署名」を付与できるサービスも提供する。

 国会議員認証サービスは、現職国会議員が対象で、有効期間は1年。価格はウェブサイト用が5250円、メール用が2940円。ウェブサイト用は3月28日より提供を開始しており、メール用は4月12日提供開始予定。

 候補者認証サービスは、第23回参議院議員通常選挙の立候補者が対象で、有効期間は投票日まで。価格はウェブサイト用が840円、メール用が840円。提供開始はウェブサイト用が4月24日予定、メール用が5月9日予定。

 政党認証サービスは、政党が対象で、有効期間は1年~2年。価格はウェブサイト用が1万500円、メールが2940円。提供開始はともに5月9日予定。

 GMOグローバルサインでは事前申し込み受け付けを開始しており、ウェブサイト用証明書については政治資金規制法の範囲内で全党に寄付することを発表している。

提供サービスと利用イメージ

(三柳 英樹)