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1996年からのネットの歴史が読める「インターネット白書ARCHIVES」に、昨年発行の「2013-2014」版を追加・無料公開
(2015/2/18 06:00)
株式会社インプレスR&Dは、一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)と共同で運営している「インターネット白書ARCHIVES」に、「インターネット白書2013-2014」の記事を追加掲載した。
インターネット白書ARCHIVESは、1996年からインターネットに関する歴史を年鑑として発行している「インターネット白書」のバックナンバーをデジタル化し、無料で検索・閲覧できるウェブサービス。各年のインターネット白書は、発行1年を経過するとアーカイブスに追加される。今回、最新版の「インターネット白書 2015」が発行されたのを受けて、1つ前の2013-2014版をアーカイブに追加、無料公開した形だ。
「インターネット白書2013-2014」では、IoT/M2Mといった市場の変化のほか、インターネットを通じて仕事を受注する「クラウドソーシング」、新規プロジェクトの資金を広く調達できる「クラウドファンディング」といった、インターネット上で不特定多数を結び付けて経済活動や創造活動を実現するビジネスを解説した記事のほか、市民がテクノロジーで地域課題を解決していくシビックテックの動きを紹介した「オープンガバメント」、2013年の公職選挙法改正により実現した「インターネット選挙」の解説などの記事が掲載されている。
なお、最新版の「インターネット白書2015」では、スマートフォンの普及により加速化するライフスタイルのデジタル化、その次の波と言われるIoTやウェアラブルの動向、サイバーセキュリティなどを40人の識者が解説するとともに、約100点の統計資料を再編して掲載。電子書籍(税別1800円)とオンデマンド印刷(税別2800円)の2方式で販売している。