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GPSの“19.6年問題”、4月7日に「週数ロールオーバー」が発生、古いGPS機器では不具合の可能性も

「今すぐ読みたい注目記事」コーナーでは、INTERNET Watchに掲載した記事の中から、アクセス数が多く、現在まで長く読まれている人気の記事を再紹介していきます。なお、記事の内容は掲載当時のものであり、最新の状況とは異なる可能性もあるため注意してください。

 GPS衛星が発している電波には時刻情報が含まれており、GPS受信機は受け取った時刻情報をもとに時刻の表示や測位を行う仕組みになっている。来る4月7日、この時刻情報がリセットされることをご存じだろうか?

 じつはこうした現象が発生するのは、GPSの運用開始後、2度目となる。前回の1999年8月のときには、カーナビなどでトラブルが発生したという。今や位置情報を把握するための重要な社会インフラとなったGPSは、ほとんどのスマートフォンでも標準的に利用されているわけだが、果たして今回、混乱は起きないのだろうか?

週数ロールオーバーが起こる日本時間の4月7日8時59分42秒(協定世界時の4月6日23時59分42秒)に向けたカウントダウンが表示されている、米国政府GPS公式サイト「GPS.gov」のトップページ(2019年3月14日付記事より)

2019年3月14日掲載の記事で続きを読む