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【クイズ】Wi-Fiルーターはどこにある? トゲトゲしないルーターは「昭和なアパート」でどう見えるのか?
2021年6月25日 10:00
手のひらサイズのコンパクトなボディながら、高速なWi-Fi 6に対応するASUSの「ZenWiFi AX Mini(XD4)」。
『Wi-Fiルーターはどこに置く?「電波の飛び」と「見た目」で色々試してみた!』では、1人暮らしのワンルーム+αくらいの広さなら、1台置くだけで十分なパフォーマンスを発揮しつつ、部屋のテイストを崩さないデザイン性を備えていることが分かった。
この記事では、現代的な部屋にZenWiFi AX Miniを置いた様子を紹介した。ASUS独自のメッシュWi-Fi機能「AiMesh」対応で、5GHz帯は最大1201Mbps、2.4GHz帯は574Mbpsという令和時代の最新Wi-Fiルーターと言える性能面においても、見た目においても、本製品は今どきのおしゃれな部屋にぴったりだった。
では、今から何十年も前にタイムスリップしたかのような古めかしい部屋に置いてみたら、どうだろう? 似合わないだろうか。いや、きっとそれでも似合うに違いない!
そう確信した筆者は、昭和な雰囲気たっぷりの部屋へZenWiFi AX Miniをこっそり紛れ込ませてみることにした。果たして皆さんは、ZenWiFi AX Miniを見つけることができるだろうか? 写真を注意深く観察して探し当てて欲しい。
居間にあるZenWiFi AX Miniを探せ! その1
ZenWiFi AX Miniは、90×90×80mmという小さなサイズで、ホワイトとブラックの2つのカラーバリエーションがある。まずはこのうちのブラックを居間に置いてみた。やや薄暗い部屋の中で、やはりブラックは目立ちにくい。コンパクトなサイズのおかげで、家具のちょっとした隙間にもさりげなく収まっている。次の写真のどこにあるか、お分かりいただけるだろうか。
では、ホワイトのZenWiFi AX Miniと、一般的なWi-Fiルーターらしいサイズ・形状の「RT-AX55」を、同じ場所に置いたときにはどう見えるだろう。下記の写真でチェック!
ホワイトは明るい色合いだけに、背景から浮くように見えるところもあって、紛れ込むという感じではないようだ。RT-AX55の方は電話台の上に載せるのに電話の位置を変えなければならないほどで、どうしても無理矢理な感じが出てしまう。特に4本アンテナが部屋の昭和感を薄めているような気が……。
居間にあるZenWiFi AX Miniを探せ! その2
もう1パターン、同じ居間に置いてみた。まったり落ち着けるこたつとテレビのある暮らし。できればデジタル感あふれる要素は視界に入れたくないところだが、ブラックのZenWiFi AX Miniであれば、その点は心配なさそうだ。
このパターンに限って言えば、本体が黒いこともあってRT-AX55の“目立たなさ”もなかなかのもの。ただ、設置スペースとしてはかなりギリギリで、アンテナを傾けなければならず、余裕が感じられない見た目だ。サイズのコンパクトさがどれだけ大事なのかよく分けかる。
畳部屋にあるZenWiFi AX Miniを探せ!
次は寝室らしき畳敷きの部屋にZenWiFi AX Miniを置いてみる。さすがにこの設置例は見つけやすいと思われるが、ブラックとホワイトのどちらも部屋の昭和な雰囲気を崩すことなく、当たり前のようにそこに居る感じ。RT-AX55はやはりサイズの大きさと4本のアンテナが目立ち、昭和感が削がれる結果となっているようだ。
台所にあるZenWiFi AX Miniを探せ!
今度は居間よりもさらに薄暗い台所へ。ZenWiFi AX Miniのコンパクトさを生かすことで、コトコト煮物でも煮込んでいそうな風景にも、うまくなじんでいる。ホワイトもキッチン家電っぽさをかもし出していて、そこまで目立っていない。RT-AX55は大きさ的にちょっと無理があるだろうか……。
居間にあるZenWiFi AX Miniを探せ! その3
最後は再び居間に戻った。手のひらサイズだけあって、場所を選ばずに設置できるのがZenWiFi AX Miniのウリ。少しでも空きスペースがあれば、簡単にセッティングしてWi-Fi 6の高速通信を実現できる頼もしさがある。これまでで最も見つけにくいパターンかもしれないが、どこにあるか分かるだろうか。
あなたは全部見つけられた?
全て探した人がいるのかどうか、そもそも分からないけれど、小さく飾り気のないシンプルなデザインは、古めかしい部屋にも意外とマッチするようだ。
今回使ったZenWiFi AX Miniのデザインは、前回紹介したように、現代的な部屋にも自然に溶け込む。「Wi-Fiルーター」というとトゲトゲした外観の製品が多いが、見た目と電波で選ぶなら、今回のような製品をチョイスするのも手と言えるだろう。
ちなみにこの製品、性能面もしっかりした最新仕様。詳細なレビューは別途掲載しているので、気になる方はそちらを参考にして欲しい。