トピック
無料ソフトも充実! 安心の老舗ブランド「WD」(Western Digital)の外付けHDDで、大切なデータを守ろう
自動バックアップやシステム全体のバックアップ、データの暗号化もできる
- 提供:
- ウエスタンデジタルマーケティング合同会社
2026年3月19日 06:00
大切なデータの長期的なバックアップには「外付けHDD」がベスト
スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真・動画のほか、さまざまな文書、各種設定などの大切なデータは、スマートフォン本体やPCに保存しておくだけでなく、バックアップとしてもう1つ、別のストレージ(記録媒体)に複製しておくようにしたい。
日常的にデジタル機器を使っている中で、不意の故障や紛失などのトラブルを完全に避けることはできない。しかし、トラブル時にもバックアップがあれば、データを失わずに済むし、復旧も簡単になる。
バックアップ先としてはクラウドストレージもあるが、ここでは、外付けHDD(ハードディスクドライブ)へのバックアップ方法を紹介する。
外付けHDDは、多数の写真や動画のような大容量のデータを長期間保存するのに最適だ。大容量を比較的安価に買うことができ、有料のクラウドストレージサービスと違い、月額の利用料金がかかることはない。年単位で考えれば安上がりとなる。
[目次]
高信頼の老舗HDDブランド「WD」
さて、ここでは「WD」(ダブリューディー。Western Digitalは2026年2月にブランドを「WD」に刷新した)の外付けHDDを使ったバックアップを紹介しようと思う。WDは、1970年に創業した老舗のストレージ専門メーカーであり、製品の高い信頼性に定評がある。
WDの製品では「WD Blue」「WD Red」のような内蔵HDD(PCやNAS、外付けドライブケースに入れて使うためのHDD本体)が特に有名だが、ポータブル外付けHDD「My Passport」、据え置き型外付けHDD「My Book」のように、ケースに入った製品も発売している。
ポータブル外付けHDD「My Passport」は、小型(2.5インチ)のHDDが使われており、PCなどのUSBポートに接続するだけで使える。片手に収まるサイズ(107.2×75×13.5mm、139g)で、縦横の面積は実際のパスポート(125×88mm)よりもひと回り小さい。USB 5Gbpsのデータ伝送に対応しており、書き込み/読み出しの速度も十分だ。容量は1TB〜6TBのラインアップがある。
据え置き型外付けHDD「My Book」は、比較的大型(3.5インチ)のHDDが使われており、USBケーブルのほかに、電源も接続する必要がある。サイズは170.6×139.3×49mm、重量は960gで、まさに一冊の本ぐらいのサイズ。こちらもUSB 5Gbpsのデータ伝送に対応しており、容量は4TB〜26TBのラインアップ。
どちらのシリーズも、3年間の製品保証があり、データ保護機能として「パスワードロック」と「256ビットAESハードウェア暗号化」に対応している。これは2つセットで利用するもので、保存しているデータを暗号化し、パスワードを知っている人以外には取り出せないようにする。万が一、紛失や盗難などに遭っても、暗号化によってデータが他者の手に渡ってしまうことを防ぐ。
さらに、バックアップソフト「Acronis True Image for Western Digital」(Windows/macOS対応)を無料で利用できることも、両シリーズの大きな魅力だ。以降では、このソフトを使ったバックアップの方法を紹介していく。
指定したフォルダーに追加されたファイルを定期的にバックアップするようなことも「Acronis True Image for Western Digital」を使えば自動的に行えるので、写真や動画の定期的なバックアップを自動化し、バックアップ忘れを防いでデータを守ることができる。また、Windowsのシステムをバックアップして、トラブルなどで初期化が必要になったときに備えることも可能だ。
最初にユーティリティをインストールしよう
今回紹介する外付けHDDは、「My Passport」「My Book」のどちらも、USB Type-Aポートに接続するケーブルが付属している。Windows 11搭載のPCに接続すれば、エクスプローラー上にすぐ表示され、ファイルを保存できるが、最初にユーティリティソフトをインストールしておこう。
「My Passport」には「Install Western Digital Software for Windows」「My Book」には「Install Discovery for Windows」というファイル(拡張子を表示する設定にしていれば、「.exe」の拡張子が付いている)があるので、これを開いてインストールしよう。
インストールが完了すると、「WD Discovery」がシステムに常駐し、タスクトレイにアイコンが表示されるようになる。アイコンを右クリックし、設定の[Resources and More]で表示言語の設定変更ができるので、まずは日本語表示に変更しておこう。
「WD Discovery」ではこのほかに、接続しているドライブの残量表示やパスワード設定、製品の登録、先述した「Acronis True Image for Western Digital」をはじめとしたソフトのインストールなどができる。
なお、WD DiscoveryはmacOSにも対応している。ユーティリティは以下のリンク先からダウンロードすることもできる。
PCの自動バックアップを設定しよう
接続した外付けHDDには、Windowsの「エクスプローラー」を使って簡単にファイルまたはフォルダー単位でバックアップできる。この方法はシンプルだが、手動でのバックアップはどうしても忘れてしまうことがある。
「Acronis True Image for Western Digital」を使えば、PCの指定したフォルダーを指定した間隔で外付けHDDに自動でバックアップできるので、この設定をマスターしよう。
設定の方法は特に難しいことはなく、「Acronis True Image for Western Digital」を起動して、バックアップ対象(PC)のフォルダーを指定し、次に、バックアップ先(外付けHDD)のフォルダーを指定して、最後に間隔(日に何回、週に何回、など)を指定するだけだ。あとは、外付けHDDをいつも接続していれば、指定の間隔で(PCが起動中なら)自動的にバックアップが行われる。
なお、この方法では、注意しておきたい点が2つある。1つは、フォルダーやファイルがそのままバックアップされるのではなく、1つのファイルにまとまってバックアップされるため、データを取り出すには「復元」の操作が必要になることだ。復元の方法は、次に解説する。
もう1つは、「Acronis True Image for Western Digital」のライセンスは有限で、登録してから5年間であることだ。とはいえ、製品の保証期間中はずっと利用できる。また、新しい外付けHDDに入れ替えれば「Acronis True Image for Western Digital」のライセンスは延長される。
定期的にバックアップを行うと、回数を重ねるほどに外付けHDDの容量が多く必要になってくるが、初期設定では、次のような容量を節約する設定がされている。これらの設定は、[バックアップスキーム]タブから変更可能だ。
まず、バックアップには完全な「フルバックアップ」と、前回のバックアップ後に変更や追加がされた分だけをバックアップする「増分バックアップ」、前回のフルバックアップ後に変更や追加がされた分だけをバックアップする「差分バックアップ」(増分バックアップよりも容量は増えるが管理しやすく、信頼性が高まる)の3種類がある。初期設定では、フルバックアップを行った後の5回は増分バックアップ、その次はフルバックアップ、というペースになっている。
また、バックアップを保存する期間または全体の容量を制限し、超過したバックアップは削除することで、無制限に容量が増えてしまうことを防止できる。初期設定では、31日経過したバックアップは削除されるようになっている。
バックアップしたデータを復元しよう
バックアップしたデータを復元する場合は、「Acronis True Image for Western Digital」で「復元」の操作を行う。以降の手順で紹介するように、特定のフォルダーまたはファイルの特定のバージョン(バックアップしたタイミング)だけを復元することもでき、操作ミスで上書き保存してしまったファイルを戻したい場合などにも、手軽に使える。
Windowsのシステムもバックアップできる
以上とほぼ同じ手順でWindowsのシステムをバックアップできる。PCにトラブルが発生して初期化しないといけない場合、通常だと自分用の設定がされていない、購入時の状態に初期化されてしまうが、システムのバックアップがあれば、さまざまな設定を済ませ、すぐ作業できる状態のシステムをバックアップし、トラブル時には復元できる。
バックアップ対象として[コンピューター全体]を選択するだけで、システムをバックアップできる。なお、復元できるのは同じPCに対してだけで、PCを買い替えたときに新しいPCに復元できるわけではない。
Windowsのシステムを復元する
PCにトラブルが発生して復元するときには、「Acronis True Image for Western Digital」で[コンピューター全体]の復元を行うことで、自動的にPCが再起動し、システムの復元が行われる。
このとき、ドキュメントフォルダーの内容などもすべてバックアップ時点に戻ることには、注意しておきたい。作業ファイルは別途バックアップしておくか、別のデバイスに保存しておこう。
Windowsがトラブルで起動しないときに備え、[ツール]タブにある[ブータブルメディアビルダー]を使って起動可能なUSBメモリを作成しておくこともできる。もしもの時には、これを使って起動し、USBメモリ内にある「Acronis True Image for Western Digital」のポータブル版で外付けHDDからバックアップ時のWindowsに復元できる。
「Acronis True Image for Western Digital」のほかにも、WDの外付けHDDには、便利なソフトが提供されている。そのひとつ「WD Drive Utilities」(Windows/macOS対応)は、ドライブ診断(SMARTチェックと完全/クイックのドライブテスト)、ドライブの消去(exFATもしくはNTFSでフォーマット)、スリープタイマーとLEDの設定ができる。
「WD Security」(Windows/macOS対応)は、先述したパスワードロックおよび256ビットAESハードウェア暗号化を利用するためのソフト。HDDにパスワードを設定して暗号化し、データを保護する。
PC以外のバックアップにも活用できる
WDの外付けHDDは、PC以外に対しても便利に使える。例えば、USB Type-Cからの変換ケーブル(My PassportおよびMy Bookに接続するには、USB Type-CからUSB Micro-Bの変換が必要)を使えば、スマートフォンに直接接続してのバックアップが可能だ。
iPhoneなら「ファイル」アプリで、Androidなら各種ファイラーアプリでバックアップできる。なお、スマートフォンに接続する場合は、HDDのフォーマット形式に注意しよう。スマートフォンからファイルを保存するには「exFAT」形式である必要があり、「NTFS」形式だと読み出ししかできない。なお、「My Passport」は初期状態でNTFS形式、「My Book」は初期状態でexFAT形式となっている。
自宅でNASを使っているなら、NASのバックアップにも活用できる。NAS自体がデータのバックアップ兼共有用のデバイスだが、NASのトラブルに備え、もう一重のバックアップを取っておくと安心できる。
また、2台の外付けHDDを用意して「Acronis True Image for Western Digital」を使えば、「バックアップのバックアップ」を取ることも簡単にできる。[ツール]タブから[ディスクのクローン作成]を選択し、ここから「ディスクのクローン作成ウィザード」を利用しよう。
外付けHDDを使いこなすことで、低額の投資で、スマートフォンやPCの大切なデータを守れるようになる。WDの外付けHDDなら、「Acronis True Image for Western Digital」が活用できるため、今回紹介したように簡単な設定で自動バックアップができるのが、とても有難い。
データを失うことになるようなトラブルは、たいてい「思ってもいないようなタイミング」で起こるものだ。後悔することになる前に、WDの外付けHDDを活用して、安心できるバックアップ体制を構築していただきたい。














































