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ソニーReaderストア、電子ペーパー端末「Reader」からのコンテンツ購入機能を終了へ

 ソニーのReaderストアといえば、世界的に見るとKindleストアよりも長い歴史を持つ老舗の電子書籍ストアだ。もっとも、最近は専用端末のリリースも途絶え、また北米では2014年にサービスを終了してKoboへの移行を促すなど、その存在感は薄れつつあるのが現状だ。そんな中、Wi-Fi機能を搭載した同社の電子ペーパー端末「Reader」における電子書籍の購入が5月7日をもって終了となることが、このたび告知された。対象となるのはPRS-T3S、PRS-T2、PRS-T1、PRS-G1の4機種で、5月8日以降はPCやスマホで購入したのち、これらの端末でダウンロードすることになる。電子書籍事業そのものが終了するわけではなく、また端末を使っての読書にも影響はないが、かつては端末側でコンテンツを直接購入できることが大きな売りだったことを考えると、やや寂しい気もする。同社の電子ペーパー端末を使っているユーザーは、そのまま使い続けるのか、あるいはスマホやタブレットに移行するのか、選択を迫られることになりそうだ。