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Pokémon GOイベントでのアクセス困難で集団訴訟→ユーザーに賠償金約1.6億円を支払いへ

  • tks24

2018年4月4日 06:00

　サーバーに負担がかかったことでアクセスが困難になった「ポケモン」イベントで、交通費などの支払いを求めて集団訴訟を起こしていたユーザーの訴えが認められた。これから約1.6億円が分配され、当日の参加者に支払われるのだそうだ。

　これは2017年7月にシカゴで行われたPokémon GOのイベントで、ユーザーが殺到したことによってサーバーへのアクセスが不能になったというもの。主催者であるナイアンテックは即座に謝罪し、チケット代金の払い戻しのほか、その時点では世界初公開だったポケモン「ルギア」を約2万人の参加者に配布するという対策を取ったが、遠方から来場するために航空券のチケット代やホテルの宿泊費を支払っていたユーザーはこれだけでは満足せず、集団訴訟を起こしたというもの。最終的にこの訴えは認められ、約157万5000ドル、日本円にして約1.6億円が払い戻されることになったのだそうだ。ユーザーの怒りはもっともで異論はないが、今回の一件がリアルイベント衰退の方向に向かわないか、危惧しているファンも少なくなさそうだ。