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もはやマイナーブラウザの域に? Firefoxのシェアがついに10%を切り一桁台に突入へ

 Firefoxのシェアが長年維持し続けてきていた10%台を割り、ついに一桁台になったことが海外の調査会社の調べで判明し、利用者の間で波紋を広げている。

 これはNetmarketshare社が発表したもので、それまでシェアが10%台で推移していたFirefoxのシェアが2018年5月についに大台を割り、9.92%になったというもの。1年前、2017年6月の段階では12.53%のシェアがあったことを考えると、かなりの勢いで割合が減少しており、2017年11月リリースの「Firefox Quantum」で古いアドオンがサポートされなくなったことが、少なからず影響しているものとみられる。ちなみにかつてFirefoxがシェア争いを繰り広げていたInternet ExplorerもEdgeの登場によってシェアは減少傾向にあり、1年前の時点ではFirefoxとほぼ同じ12.75%のシェアだったが、こちらは2018年5月の段階でもシェアは依然として10%台を保っており(11.82%)、そのぶんFirefoxの減少ぶりが際立つという皮肉な結果になっている。