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Apple創業者を描いた漫画「スティーブズ」を海外でリリースするプロジェクトが資金募集中

 Apple創業者のスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの若き日を描いた漫画「スティーブズ」の英語版を海外でリリースするためのクラウドファンディングがKickstarterに登場した。

 小学館「ビッグコミックスペリオール」で連載されていたこの作品、もともとはiOSアプリでのリリースを前提に描かれたものの、史実をベースにした内容ゆえAppleからリジェクトされ、その後、クラウドファンディングでの支援などを経てあらためて商業連載に至ったという経緯を持つ。つまり、リアルさにかけてはAppleお墨付きなわけだが、それがこのたび満を持して本国に殴り込みというわけだ。今回は全6巻のうち1巻を無料公開したのち、残る2~6巻の翻訳費用を募るというもので、リターンには似顔絵の作成権や漫画への出演権なども用意されている。Apple創業者を描いた作品だけに内容自体は海外向けと言えるが、現時点で海外での知名度は皆無なだけに、日本のコミックを海外でリリースする際のモデルケースとしても注目が集まりそうだ。