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さすがにやりすぎた? Amazon、出品者に対するポイント1%強制付与の撤回を発表

 Amazon.co.jpは、5月からの導入を予告していた、商品販売時に購入者に付与するポイント1%を出品者に強制負担させる施策を、正式に撤回することを発表した。

 これは同社が2月に出品者にアナウンスしていたもので、2019年5月23日以降、Amazonで販売する全ての商品に、最低1%のAmazonポイントを付与しなくてはいけないというもの。商品を問わず、強制的にポイント分を出品者が負担させられる内容だけに、出品者の間で大きな波紋を呼んでいたほか、これを巡って公正取引委員会が調査に乗り出したことが報じられていた。今回行われた新たなアナウンスでは、この最低1%という要求が撤回され、ポイント付与率を任意に設定できる従来のシステムが、今後も維持されることになった模様。あるべき結論に落ち着いた格好だが、公正取引委員会の調査が入らなければそのまま施行されていた可能性も高いだけに、依然として警戒する出品者は多く、当面の間は混乱が続きそうだ。